はじめる前のカラダ!まめ知識

基本のきほん。しっかり伸ばして準備もバッチリ!
ストレッチを行う際のポイント

ストレッチの効果

ストレッチには、血行促進・疲労回復・老化予防・怪我の予防・体の歪みの矯正などの効果があります。
筋肉トレーニングをする前に、ストレッチを行って身体をほぐしておきましょう。

ストレッチを行う際のポイント

① お風呂などで体を温めてから、弱めに開始し、徐々に強度を増す
② 静かにゆっくりと、反動をつけずに行い、筋や腱に程よい緊張が感じられたところで動作をとめて、10秒から15秒保持する(このとき、息を吐きながら身体を力を抜いていくことがポイント)
③ ストレッチは毎日続けることが重要です。
※痛いのを我慢して行うと、筋や腱を痛めることもあるので無理をしないように、自分のペースでゆっくりと行いましょう。


引き締めBODY!効果的なトレーニング
筋トレを行う際のポイント

筋肉の超回復について

超回復とは、筋肉が痛めつけられた状態(筋肉痛)から回復するときに、新しい筋肉がつき、筋肉が大きくなることをいいます。筋肉痛がまだ残っているうちに無理に筋トレを行うことは、ただ身体を痛めつけるだけになってしまいます。軽めのトレーニングから始め、徐々に身体を慣らしながらトレーニングのレベルを上げていくようにしましょう。

筋トレを行う際のポイント

① 筋トレを行う前の、ストレッチは軽め・短めに行いましょう(これは、ストレッチをしすぎると筋肉がリラックスしすぎて、力が十分に発揮できない可能性があるからです)。
② 呼吸は止めないようにし、力を入れるときに息を吐くようにしましょう。
③ 反動をつけたり、勢いをつけすぎると運動の効果が薄れてしまうので、トレーニングフォームが崩れないようにゆっくりと行いましょう。


腹式呼吸法で頭もカラダもリラックス!
腹式呼吸法

腹式呼吸の説明

深呼吸のことで、具体的には横隔膜の働きが重要となる呼吸法です。血中の酸素が増え、身体の組織の働きが活発になります。また、自律神経の働きを整える効果があります。特殊な訓練が必要なく、誰にでもできる身体活性化方法です。

腹式呼吸の方法

① おなかを膨らませながら、3~4秒かけて鼻から息を吸います。
② おなかをへこませてから、7~8秒かけてゆっくりと口から息を吐きます。

腹式呼吸のポイント

息を吐くときのイメージとしては、口から細い糸を出すような感覚でゆっくりと吐きます。このとき、下腹に溜まった古い空気を吐ききるように意識してください。普段から意識的に腹式呼吸を行うことが、より効果を得るために大切となります。ふと思いついたときには意識的に行ってみてください。 ※深呼吸をしすぎると、かえって息苦しくなることがあるので注意しましょう。


固まった筋肉をほぐしてリフレッシュ!仕事の効率UP!
PCの前でもできるストレッチ

PCの前でもできる簡単ストレッチ

PCの前に長時間いると様々な筋肉が固まってしまいます。そのようなときに、軽くストレッチを行って身体をほぐしてみてください。

目のストレッチ

① 目を「ギュッ」と絞り込むようにして閉じます。
② 目を大きく見開きます。このときに「パッ」と上を見ます。続けて同じ要領で①のあとに、下→右→左の順で眼球を移動させます。
この動作を1セットとして、2セット行いましょう。
※このストレッチを行う際、力を抜いて頭を動かさないよう注意しましょう。目の周りの筋肉がほぐれ、目の疲れが解消されます。

首のストレッチ

① 後頭部で両手の指を組んで、ゆっくりと前に倒します。
② 片方の腕を斜め下に伸ばし、頭を伸ばした手と反対の方向へゆっくりと倒します。反対側も同じように行います。
首から肩にかけての筋肉のストレッチになります。

肩のストレッチ

肩をぐっとあげて、「ストン」と力を抜いて肩を下げます。これを数回繰り返します。こわばった肩の筋肉をほぐします。

腰のストレッチ

① 腰に軽く手をあてて、ゆっくりと後ろに反り返ります。
② 右足を左足の上に組んで、上体をゆっくり右へねじります。反対側も同じように行います。